美容でも床屋でもないヒライケンタです
和装に合うスタイル…
彼とも長い付き合いになります
今日は雪国からのご来店
わざわざ、ありがとう
こういう時間は
心に潤いを与えてくれる
サクッと店の前をスル―
「おいおい…」
見慣れない【和装スタイル】にビックリ
話には聞いていたが
こんなに着こなして来るなんて思ってもいなかった…
お題は
『和装に似合うヘアスタイル』
約2年ぶりにハサミを入れる髪の毛
どう切ろうか??
どうスタイルをきめるか??
地元の親友のスタイリストからの
【バトン】を受け取って
和装に似合う自分にしか出来ない仕事を
彼に施そうと感じました
何年経っても
変わらないスタンスが
嬉しかったな
【和装スタイル】
和装で連想するのは??
【レトロ】
【昭和】
【伝統】
【哀愁】
【日本文化】
他にも色々とあるんだろうな
自分としては
【クラシック】な部分に触れていこうかなって
思いました
『Back to the Barber』
基礎ってなんでも大事ですよね
どんな仕事、技術にも
ベースがあって…
スポーツもですよね
【基礎の鍛錬】
これがあるのとないのでは
全然、違うんじゃないかなって思います
【和装】って見ていても気が引き締まる思いです
それで、自分はこれだなって思ったんですね
【バーバー】の仕事だなって
近年、減少傾向にあった【バーバースタイル】も
アメリカンスタイルによって
またフォーカスされて
カッコいい描写で描いたり
非常に洗礼されたサロンを経営されいる人が増えてきました
しかし…
【Japanスタイル】としての【哀愁】などは
感じれなく
アメリカンなクールなベクトルへ進んでいます
そこで
今回の【和装】で
少し自身も【Japanスタイル】
自分の仕事を見直させるいい時間でした
この仕事を始めた時の
【刈り上げ】の見直しです
全てはここから始まったと言ってもいいくらい
学生時代から打ち込んだ【スタイル】の1つであり
【基礎】です
これを
彼の【ヘアスタイル】
そこに落とし込んでみる
『和装と刈り上げ』
最近は聞こえがいいかもしれないですが
【デザイナー】気取りなコトをしていたんですが…
【職人】としての本来の感情を揺さぶられた気がします
本来はミリ単位の仕事をして
刈り上げ面の色彩にこだわり
艶感のある湾曲
長い毛足の髪と短い髪の接合部の馴染み
流れと立ち上がり
こんなに緩急のある仕事だったんだなって
再確認させられたのです
角度櫛からすくわれる髪の毛の毛先を挟む
切り落とされた髪の毛が舞い落ちる
実に
【風流な時】
いつにもまして
落とし腰に気合が入るのは
なんとも懐かしい足のハリを覚え
「自分切ってますっ!!」
って根性にも似た心持ちになる
どうだろ??
この【散髪前】から
後ろ
横
斜め後ろ
【散髪後】の
潔さと清潔感
刈り上げ面と上段部の髪の毛の流れがまた
いい感じに
【懐古】な表現になった
それだけではなく
現代のスタイルの描写も取り入れて
現在の【風合い】すら感じさせてくれる
ドライヤーで立ち上がりや流れを
ブローでキッチリと作った後に
【グリース】で艶感を与えていきました
これは
【ポマード】みたいなモノですね
実際に呼び方が違うだけで
成分はほとんど変わらないです
香りなど少し現代の改良があるとは思います
こんな感じで現在のスタイリング剤で
過去のオマージュになるんですね
最高な使い方になりました
後ろ
横
横
『和装がより引き立つスタイルへ』
【和装】の王道スタイルと
自分が
持っていた【クラシカルスタイル】をプラスして
本当に
いい【コラボレーション】ができたなって
思いました
好きなものとモノ作りが
彼の旅【東京の散歩道】に花を添えるコトが出来ました
ありがとう
話していたんですが
いざって時に
その引き出しがあるのとないのでは
大きな差が生まれる
欲しいモノが手に入る
または欲しい自分になる
これを提供できるだけの努力や感性は
本当に必要だなって
気を引き締められた気分
『今宵、彼は東京の街に繰り出した』
その背中は
変わらないモノがあった
何年会ってなくても
離れても
その顔みるだけで
どんな心境なのかわかる
楽しそうだな
人生を力強く歩いてるようにも見えた
その後、
酒の席で
【昭和の文豪】になったとさ
Have a good time!!
和装に似合う髪型 東京散歩
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