美容でも床屋でもないヒライケンタです
あけまして
おめでとう御座います
本年も宜しくお願い致します
と…
言いたいところでは御座いますが、
私事で失礼します
お恥ずかしい記事なんですが
読んでいただけたら
嬉しいなと思います
きっと、最後にわかると思います
女性はいくつになって素敵でいてほしい
10代
20代
30代
40代
50代
60代
70代
80代
90代
100歳
うちの【ばあちゃん】は
90代で終わってしまったが
素敵な
【ばあちゃん】だったって自信がある
だって
そうだな〜
自分が
この仕事に就いてから
ずっと【髪の毛】をカットしていたんですね
当然、学生やアシスタント時代にカットしていた時なんて
今、思うと下手くそ過ぎて悲しくなってきますが…
【ばあちゃん】は
そんなの気にしていなくて
孫にカットしてもらったんだって
近所に自慢してまわっていた
当時を考えると
恐ろしいといいますか
よくあんなカット技術でやってたなって思い
恥ずかしくなってくるんですが…
それは、その当時にしか出来ないモノだったと思うので
いいのかって感じてます
人が【喜んでいる】事にはかわりはないので、
スタイルは別として
【ばあちゃん】の心の中は、
最高にハッピーで素敵な気分だったんだろうと思う
きっと誰に何言われようが
素敵な女性だったんじゃないかなって思う
やっぱり、【キモチ】の部分ってすごく
大切だと思うのですよね
【悲しい】【ツライ】
そんな気分の女性は、キラキラしているのかといえば
そうではないような？？
そんな気がするのは自分だけですかね？？
【キモチ】がキレイでハッピーなら
自分の学生やアシスタント時代の下手くそカットでも
【ばあちゃん】最高に美人でキラキラ
書いてて泣けてくる
最後にカットしたのいつだったかな？？
なんか1度も納得してカットした事なかった気がする
満足出来なかった…
もっとキレイにカット出来たかも
後ろは寝癖があったから
もっと濡らして切らないと正確にきれなかったかなって
そう…
書かなくもわかるとは
思いますが
サロンに来て
ちゃんとイスに座って
難しかったわけです
でも
昔はよく怒られて
ケンカもして
なんかイロイロあったんだけど
カットされてる
【ばあちゃん】すげー
かわいかったな
「自分の孫に髪の毛を切ってもらえる、年寄りはオレぐらいだてぇ」
忘れられない言葉です
新潟弁なんですけどね
女性でも一人称は【オレ】なんですよ（笑）
「しあわせ」
だってさ…
その時の自分は、
あと何回、カット出来るのかなって
ずっと思ってカットしていた
自分が出来る唯一の孝行
それ意外、思いつかないから
ずっと、帰る度にやってきた
当たり前にやっていた
今は帰ると
出来ないから寂しいんだけどね
他にもカットしなきゃいけない人
いるからさ…
寂しくないっていうか
そういう帰ったらカットするって
【キモチ】がさ
生きてるんだよね
帰ってさ
誰かをカットしてればさ
思い出してさ
生きてんだよね
風化させないんだ
これが
産んでもらった
育ててもらった
って…
【恩返し】
この精神は
自分の仕事の1番太い部分
折れるわけないよね
帰ったら
また
髪の毛、切るよ
待っててな
1月1日…
元旦
Happy Birthday!!
祖母
