美容でも床屋でもないヒライケンタです
【Hair design Roodge.】が
スタートして
約3ヶ月が経った頃だった
親友の髪の毛を切って
サロンを片付けると
ソファで待っている彼と
町田の夜に歩き出した
そう…
やっと2人で
互いの人生を祝うことが出来たのだ
彼は【中学】から一緒で
遠く離れた街で
偶然にも一緒の街に住んでいるんだよね…
特別に毎日いるわけじゃないんだけど
必ず、節目には彼がいた
そんな彼も自分と一緒に
この町田って土地で
また人生のページをめくって
新しい環境になっていくんだけど
それは
とても、とても…
良きことで
自分がサロンを出すのと同じくらい
大きな変化なんだと思う
共に
戦い
共に
泣き
共に
笑い
共に
歩く
再会に15年がかかったけど
そんなのが縮まるくらいの
濃い時間を
ここ町田で過ごしてきたんだけど
これからも変わらず
町田で
また互いの充実した時間を
わかちあうのかなって思うと
幸せな人間なんだなって
自分は思う
18歳で東京に単身出てきた
数多くの仲間が地元に帰っていった
そんな中でも
何人かは東京で戦い続けて
その時を過ごしている
良いとか
悪いとかじゃないくて
それぞれの人生だ
でも
遠い地元から
これだけたくさんある街で
同じ【町田】ってとこで世話になって生きているってことが
奇跡みたいで
不思議な感覚なんだよね
まぁ何が言いたいって
楽しい毎日なわけだ
そんな彼と
行きつけのお店にいって
【乾杯】をしたんだけど
自分が
もう一つ
やりたかった事があって
その話をして彼に
「行ってもいいかな??」
って…
聞いたら
「まぁ、だろうな」って(笑)
なんでもわかってくれるから
本当に素晴らしい…
僕らの場所は
もちろん…
【町田で一番小さなBar】
Bar
LA SALA
Quadrifoglio
自分が一番、世話になってる
【バーテンダー】
もちろん自分も彼の担当をさせていただいてるんですが…
その関わりの深い情熱のある仕事をしてくださっている
彼が作った
オリジナルの【Rodge.】のカクテルを口にしたくて来たんですよね
これって
特別じゃないですか??
記念みたいなもので
考えてくださったものをいただく
すげぇ幸せな時間なのに
互いの情熱がリンクして
1杯のカクテルになるんですよ
これって
この【Hair design Rodge.】がなければ
味わうことの出来ない1杯なんですよね
人生で何杯も飲んできました
人生で何回も味わいました
でも
人生で初めて
自分が自分のために作ってほしい人に
自分の初めて【場所】のために
その1杯を頼む
ってことが夢みたいな話で
きっと…
後にも
先にもない
最初で最後の【オーダー】だったんだろうと思います
横には親友が
店内には絶妙な沈黙と
時が止まったかのような柔らかい空間が出来ていた
じばらく
テーブルの眼下に広がる照明の
光りを感じながら
彼の振るシェイカーの音が
店内を高揚感に包む
グラスに流れ込む
その仕事をピリッとしめて
自分の目の前に
差し出された
【祝いごと】には
シャンパンってことで
自分の目の前で注がれた
【Rodge.】ってカクテルが
泡だっていくのをみて
すいこまれるような気分にさせられた
紛れもなく
自分のために出された
【祝杯】である
ブランデーベースで
ブドウ酒がメインなのかなか
職人さんが
1房1房
丁寧に選定して作っていったもの
さらに職人に手が加わっていく
口当たりは
さわやかで飲みやすく
途中でウッディな味わいが口の中で広がり
深みのある感じが後味で抜けていく…
彼は来店してくれたからこそ
【Rodge.】を的確にイメージして
つくって下さったんですね
確実に
忘れる事が出来ない1杯になった
贅沢だ
職人が職人のためにつくる
1杯
【情熱】とか【オモイ】がそこにはあったと思う
そういうコトをしてくれる
この【町田で1番小さなBar】
町田で1番、素晴らしい時間を提供していることは
言うまでもない
この小さなBarだから出来る仕事がある
ここに【学び】がある
人と人を【オモウ】場所
最高なBarでしかない
と…
その時に
一人の女性が現れたのだ
以前に【約束】を果たして彼女
本当に偶然が続いているのか
ドラマなんじゃないかなって
展開に…
着替え終わって
カウンターに立つ
彼女に頼み事をしたんだよね…
もちろん彼と同じお願いをしたんだ
きっと
関わった時間は少ないかもしれないが
同じ空間で
同じグルーブを感じて
互いの存在を
尊敬している中でもある
そんな彼女の作る【祝杯】を飲んでみたいって
気持ちになったんだよね
彼の作る【Rodge.】と
彼女のつくるモノが
同時に楽しめるなんてツイてるとしか思えない
しばらく
また
空間の中に
柔らかい時間が包まれて
温かい気持ちになる
小さな空間だからこそ
自分の世界を感じることが出来るのだろう
彼女の振るシェイカーに期待がかかる
女性らしい優しさのある音だ
気品を感じ佇まいは美しい
差し出されて
1杯は【繁栄】を祈り
実られたモノで作られたカクテルだった
甘くもさわやかで
スッキリしている
柔らかい女性らしさのあるテイストは
彼がつくったモノとは
対照的なモノで
本当に嬉しかった
しかも
話を聞けば
彼女自身、創作カクテルを
提供してくれたのが
自分が初めてっていう
実に感無量な事を伝えてくれた
彼女の
作った【祝杯】は
自身のサロンの【Revive】って
イメージにピッタリだったんだよね
生き返らせる
サロンを出すもでもそう
何度も心が折れて
また歩き出し
今回もサロンがスタートして
走り続けてきたカラダが
生き返っていくような感覚にさせてくれた
これって
また頑張ろって…
そういう事なんですね
そうなんです
ここ【町田で1番小さなBar】は
自分にとって
そんな場所なのである
それが自身のサロン
【町田で1番小さなHair salon】にも同じことがいえるんですね
あの空間にいた人間が
ちょっとだけ特別な夜になったことが
本当に良かったと思う
Have a good time!!
町田で1番小さなBar と 町田で1番小さなHair salon 祝杯
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